足の痛み

膝の痛み

足の痛み

腰痛・肩こりと並んで悩まされている人が非常に多いのが『膝の痛み』です。
人間は二足歩行により腰と同様に膝に常に無理な負荷がかかっています。平地を歩くだけで体重の4倍、階段の昇降時は体重の7倍もの圧力が膝にかかると言われています。

さらに、日本人は昔から正座をするといった生活習慣があり、膝に及ぼす影響は深刻です。

膝の関節は身体中で最も複雑な動きをし、デリケートな構造をしています。
もともと弱い関節なので、スポーツのしすぎや老化などによって筋肉が衰え軟骨が磨耗することで膝を痛めてしまうのは当然と言えます。

  • 外傷によるもの
  • 加齢変化に伴うもの
  • 靭帯損傷・筋肉の低下によるもの
  • 炎症性の関節炎などが原因で、ひざ関節の痛みやひざに水が溜まる・変形する・ガクガクする

といった症状が起こるのです。
痛みのせいで日常の生活が著しく不自由になってしまうことが厄介です。きちんと状況を把握し、的確な施術を受けましょう。

肉離れ

肉離れ(筋断裂)とは、急に強い収縮力が筋肉に働いた時に、自分の筋力に耐えきれずに筋肉や筋肉膜の一部が損傷または断裂する症状を指します。軽度から重度のものまで状態は様々で、大腿屈筋・大腿直筋・大腿内転筋、背筋、太ももやふくらはぎ、背中などに多く発生します。

肉離れの治療は基本的には「保存療法」です。
痛みが出ている急性期にはアイシングを行い、その後、弾性包帯やテーピングなどによって患部を固定、「RICE処置」に沿って治療をしていきます。

足のねんざ

足の捻挫(足関節及び足部の捻挫)は外傷の中でも極めて頻度が高く、スポーツ傷害で一番多いのが足首のねんざです。骨折などと比べると大したことはないと軽く考えがちですが、実は靭帯のケガ、つまり靭帯損傷なのです。

特に、土踏まずと呼ばれる足の裏のヘコミが少ない「扁平足」や、足首が内側(親指側)に傾いている「回内足」の人たちは、足首のねんざを起こしやすい傾向があります。

また、足首がかたい(アキレス腱が伸びにくい)人も、ねんざをしやすいといえます。
何度もねんざを繰り返すと靭帯が緩んでしまったり、いつまでも痛みや不安感が残ったりするため、ねんざを起こしたときは、すぐに適切な処置を迅速に行うことが大切です。